これからの住宅、これからのまちづくり

これからの住宅

・総世帯数5,400万世帯と住宅ストック6,200万戸の数字を比較すれば、数の上では充足していますが、空き家850万戸、建替えが必要とされる不良ストック1,500万戸を差し引くと3,850万戸程度となり、良質な住宅が充分確保されているとは言えないのが現状です。建替えの選択が難しければ長寿命化を検討し、日常的な維持管理を覚悟しなければなりません。

・築後40年超のマンションは現在の92万戸から10年後には214万戸、20年後には385万戸に増加することが見込まれており、老朽化が年々進行します。マンションを終の棲家と考える人達が増えた現在、長寿命化対策と建替え方策検討は喫緊の課題です。

・今後住宅は自然災害対策、長期優良住宅やZEHの普及、既存住宅の流通促進、リフォーム・リノベーションや建替えの推進、在宅勤務・学習やコワーキングスペースの確保、二拠点居住の推進、リバースモーゲージの普及や残価設定ローンの検討など新しい価値観に対応していく必要があります。

これからのまちづくり

・スマートシティ、「居心地が良く歩きたくなる」まちなかづくり等の構想が有りますが、詳細については次回に。

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