既存建物の利活用は【合同会社 空間経営研究所】へ

Our Business

事業紹介

長期修繕計画

建物は適切な周期で修繕・更新を行うことで、物理的劣化を必要最小限のコストで防止することができます。又、必要に応じて新たな機能を付加し、機能的劣化や社会的劣化をも抑えることによって建物としての価値を末永く維持することができます。
そのためには、建物全体を見渡した長期的な修繕・更新計画のマスタープラン(長期修繕計画)の策定が必要です。併せて日常的に点検を行い適切な評価と対策を立案して、マスタープランを見直し・修正していく体制が是非とも求められます。

長期修繕計画を核とした工事と維持管理のサイクル

1.建物のライフサイクルコスト(LCC)

建物は建設後は運用費(エネルギー)、保全費(清掃・保安)、修繕・更新費が継続的に掛かり、60年間の建物生涯ではそのランニングコストは建設費の4.8倍に、修繕・更新費だけでも建設費と同等の金額が掛かると言われています。

 

2.建物部位別の修繕・更新サイクル

建物の修繕・更新サイクルは部位によってサイクル年数が異なりますが、ほぼ20年毎に大規模修繕時期が訪れてきます。必要最小限のコストで物理的劣化を防止するには、定期的な建物診断と先を見通した修繕計画(長期修繕計画)が必要です。

3.長期修繕計画の作成

弊社ではクライアントのご要望により、建物診断を定期的に実施し、2008年6月に国交省より発表された「長期修繕計画ガイドライン」に基づいた長期修繕計画の作成と継続的見直しを実施します。又、修繕積立金のシミュレーションも行います。

協栄産業資料より

4.計画的修繕・更新工事の実施

長期修繕計画に基づき先を見通した計画的修繕・更新工事を実施することにより、建物を有効に利活用することができ、個人の生活設計・企業の経営計画に貢献することが出来ます。